副葬品って何?
お墓の文化編
副葬品ってなんでしょうか。
言葉の意味としては死者と共に埋葬される品のことだね。
葬儀の際、棺に故人にゆかりのある品を入れることがあるんだけど、見たことあるかな?
葬儀の際、棺に故人にゆかりのある品を入れることがあるんだけど、見たことあるかな?
はい、あります。故人が好きだった食べ物や本などを入れたりしますね。
そうだね。一般的に副葬品という言葉が使われる時はそういった葬儀での副葬品を指すね。
世界的にみても死者に対して副葬品を供えて埋葬するケースは多くみられるんだ。
生前好きだったものを入れるというもの以外にも、死後の世界において死者が安らかであるために共に埋葬するという意味を持つ副葬品もあるんだよ。
世界的にみても死者に対して副葬品を供えて埋葬するケースは多くみられるんだ。
生前好きだったものを入れるというもの以外にも、死後の世界において死者が安らかであるために共に埋葬するという意味を持つ副葬品もあるんだよ。
そうなんですね。日本にもそのような文化はあるのですか?
うん、日本の仏教様式では、あの世において三途の川を渡るためのお金として六文(現在だと300円程度)、旅路において必要な米や塩などの食料を一緒に埋葬する文化があるね。
なるほど。副葬品はその社会の死生観を知る上で大切な要素なんですね。